浦代神社

tsukumi116◆浦代神社
【鎮座地】大分県津久見市長目623番地の1
【旧社格】無格社
【御祭神】菅原道真・保食大神

 寛保元年(一七四一)に書かれた『臼陽寺社考』には、臼杵領内の寺社・神祠を列記しているが『伝説不詳。土人為産土神』と書かれているのが多い。ちなみに、津久見市内の神社を見ると、三七社の内二三社が天満神社で、祭神は菅原道真となっているが、『臼陽寺社考』によって、各神社の由緒をみると「伝説不詳」で、北野天満宮や太宰府天満宮を勧請した例は記されていない。むしろ、浦代天神や岩屋天神・徳浦天神などのように、海中より神体石を持ち帰ってまつったという例の方が多い。しかし、祭日を天神の縁日である二十五日と記してあるところからみると、当時すでに祭神は菅原道真とされていたと思われる。

『大分県史 民俗編』(1986/大分県総務部総務課編)より
【関連サイト】
『天満宮巡拝』浦代神社↓

200浦代神社(浦代・津久見市)
【祭神】菅原道真・保食大神【由緒】「宝暦三年創立土民土佐沖に出漁の折り霊験を受け持ち帰りて崇?祭る。当時長目神社の御旅所として鎮座していた社殿を昭和33年地区の氏神として独立して奉斉する。菅原の神は元来地区に鎮座し(古天神)合祀する」とある...
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