aki024◆八幡社(山浦八幡社)
【鎮座地】大分県国東市安岐町山浦999番地
【旧社格】村社
【御祭神】誉田別尊・高龗尊
由緒:称徳天皇天平神護元年(765)創建の伝承がある。 宇佐神宮の神輿奈多宮に幸する途次山浦の川原田に休む。里の老翁二人赤丹田の清水を汲み御供を炊ぎて奉る。爾来例規の神幸ごとに神輿必ずここに休む。鎌倉時代、頭目田永基神託を蒙り、村民に命じて社殿を建ててこれを奉祀し、…(略)… 後陽成天皇の慶長五年(1600)にいたり、大友氏黒田氏と戦うの際兵火に罹り、社殿全く烏有に帰し、次いで洪水のため山浦川溢れ社地一帯川原となり、神体その行く所を知らず。中御門天皇の享保四年(1719)にいたり、庄屋河野勝悦神託に随い、南八町うつそうたる古森の巨石の下に神体を発見し、すなわち神主河野民部太夫と計り、井上の地に奉祀する。現在の八幡森はその遺跡である。…(略)… 文化十五年(1818)井ノ上に遷し、爾来貴船社の神を同祀することになる。現在の社地これなり。相殿に貴船宮高龗神を祀る。…(略)… 明治五年(1872)村社に列し八幡社と改称す。 (安岐町史編集委員会 編『安岐町史(1967)』より)
【関連サイト】 『大分の石橋〜道中で見たもの』山浦貴船宮仁王像→
Googleマップに写真の投稿があります。(久保康記さん)「山浦八幡社」に関する Google でのクチコミ(投稿者: 久保康記)★★★☆☆ "ここの神社はとても綺麗に掃除されていて地域の大切な場所だとわかります。 また本殿は少し色が残っていて当時は青色の本殿だったとわかります。 仁王像もあります。"