歳神社(歳大明神宮・両所大権現)

aki045◆歳神社(歳大明神宮・両所大権現)
【鎮座地】大分県国東市安岐町両子222番地
【旧社格】村社
【御祭神】大年大神外2柱

歳神社
大字両子字天徳鎮座
御祭神:大年神・伊佐奈岐神・伊佐奈美神
御由緒:口碑の伝える所によれば養老元年(717)に仁聞菩薩が字権現田から現地に遷座し、続いて養老二年(718)足曳山両子寺を開きこの所に権現を祀る。よって両所権現ともいって崇い、維新前は右の縁故で必ず両子寺総持院神主と立合い祭典をおこなったという。明治五年(1872)神仏混祭を廃せられ、権現号を廃し歳神社と改む。同年村社に列し、同四十一年(1908)共進指定神社に列した。

安岐町史編集委員会 編『安岐町史』(1967)より
【関連サイト】
『大分の石橋〜道中で見たもの』両子歳大明神宮仁王像→
【関連サイト】
双子の神様「両所大権現」を祀る「両子寺」を訪ねる↓

双子の神様「両所大権現」を祀る「両子寺」を訪ねる | いろり端 | いろり - 人と語らうコミュニティサイト -
六郷満山の結願寺「両子寺」を訪ねる
ご本尊の右側には男と女の双子の神様で『両所大権現』が鎮座しています。いわれによれば、このお寺の名前である両子寺の由来も宇佐神宮に関わっています。宇佐八幡さんには5人お子さんがおりましてその中の2番目と3番目の男と女の双子の神様です。この大葉枝、小葉枝という双子の神様がその昔宇佐八幡さんからこちらのお山に下りられたことによってこのお山が『両子(ふたご)山』と呼ばれるようになりました。そしてそこにあるお寺なので『両子寺』となったということです。

また、言い伝えでは仁聞菩薩様が修行していると、夜な夜な男女の神様が出て、修行の妨げをしていたので、それを仁聞様が諭してここの守護の神様になれと命じたことで、両子山の守護神になったということのようです。現在祀られているのは、昭和に造られたいわゆる御前立ちでして、古くからある六所権現は収蔵庫に納めてあります。
国東半島では、六所権現社というのは、結構多く見受けられますが、両所大権現はほとんど類例がありません。私が知る限りでは、宇佐八幡さんの宝物館にお像があります。あとは近くの、歳神社と言う神社があって、そこにも両所大権現はお祀りされております。
伝教大師最澄1200年魅力交流コミュニケーションサイト「いろり」〈双子の神様「両所大権現」を祀る「両子寺」を訪ねる〉より
Googleマップに写真の投稿があります。(mallorcaさん他)

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