『大分県の神社3284全リスト』大分県の神社全3284社の市町村別一覧。全神社に「村の鎮守のドットコム」のURLを併記 A5判/274ページ 定価1,980円(税込) 錦春稲荷大明神 日田市/三芳地区の神社 2024.07.05 hita3420◆錦春稲荷大明神【鎮座地】大分県日田市田島(大原八幡宮境内)【旧社格】不明【御祭神】不明 『北九州市平和のまちミュージアム』学芸員日記 平和のまちミュージアムの場所には、むかし何があったのか↓ 昭和8年に陸軍造兵廠小倉工廠(のち小倉陸軍造兵廠)が開設されると、弾薬庫跡には東京砲兵工廠から「錦きん春しゅん稲荷いなり神社」が移されることになりました。石鳥居やお狐石、灯篭、手洗い石なども東京から移され、境内に置かれました。この神社は戦時中、造兵廠の従業員にとっては「必勝報国の精神的象徴」であり、多くの人たちが神社に誓いを立てて出征していったそうです。昭和20年に造兵廠本部が大分県日田に疎開する際に、同地の「大原八幡宮」境内に移され、現存しています(なお、終戦直後には「錦春稲荷神社」の分霊が「到津八幡神社」境内の「勘定稲荷神社」に合祀ごうしされています)。 『北九州市平和のまちミュージアム』学芸員日記 平和のまちミュージアムの場所には、むかし何があったのか↓より 【関連サイト】『ふくはらみらい』(YouTube動画)戦跡の声を聴く「小倉陸軍工場終焉の地/大分県日田市大原神社」↓ 296「小倉陸軍工場終焉の地/大分県日田市大原神社」戦跡の声を聴く大分県日田市を訪ねました。観光スポットでもある大原(大波羅)神社は、小倉陸軍造兵廠・本部終焉の地でもあります。東京にあった陸軍の工場・東京造兵廠が関東大震災で被災し、一部が福岡県の小倉に移されました。小倉に造られた陸軍工場(造兵廠)は約17...