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板屋原神社(大将軍神社)

notsu067◆板屋原神社(大将軍神社)
【鎮座地】大分県臼杵市野津町野津市1226番地の1
【旧社格】村社
【御祭神】倉稲魂神外4柱

(境内由緒書より)
◆板屋原神社(大将軍神社)
佐土原基右衛門親善御由緒
 佐土原基右衛門親善は、享和元年(1801年)出生。文政九年(1826年)父の死去後、二十六歳で黍野組の庄屋となった。文政、天保年間は天候不順による凶作が続き、村民は飢餓に苦しみ、人心不安の世情に加えて天保の改革による野津郷内の村の組替えがあり、これに反対した農民の年貢不納の動きがあった。藩命により庄屋は協議して村民を諭したが、解決できなかった。基右衛門は人となり剛直。村民の言も理無きに非ずと考えその旨を代官に進言した。代官は大いに怒り村民扇動の首謀と邪推される。基右衛門は真実の弁明に努めたが疑念を解くことが出来ずついに村民のためという一義に徹し、身の潔白を明かそうと自決した。時に天保十一年(1840年)四十歳であった。「思いきや心のたても果たさずて死するうらみぞいつかはれなむ」という辞世にその心情が偲ばれるが、死後十年目の嘉永三年、板屋原稲荷社を勧請し、民間では基右衛門の霊を祀る社として、大将軍神社と呼び崇敬を集めている。
鎮座地 野津町大字野津市一二二五番地
祭神 佐土原基右衛門親善神
相殿(明治二十二年神社合併) 品陀和気神・菅原神・菊理比売神・迦具槌神
祭日 祈年祭三月十五日 例祭九月十五日
野津町野津市竹下(旧竹下村)に「竹下権現社」があった。
竹下権現社は板屋・竹下両村の産土神だったが明治四十二年板屋原神社に合祀された。
(平凡社『大分県の地名』より)
【関連サイト】
『山に癒されて』板屋原神社(大将軍神社)にお詣りする(臼杵市野津町)↓

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Googleマップに写真の投稿があります。(とんあんつうこうさん他)

板屋原神社 · 〒875-0201 大分県臼杵市野津町大字野津市1226−1
★★★★★ · 神社
「板屋原神社」に関する Google でのクチコミ(投稿者: Mst M)
★★★★★ "2021年11月19日 静かな神社です。紅葉の時期は鮮やかな錦に彩られます。"
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