oita0054◆大國社(大国社)
【鎮座地】大分市古国府655番地
【旧社格】村社
【御祭神】大国主命
(境内由緒書より) ◆由緒略記 人皇八十二代後鳥羽天皇の建久元年(1190)に祀る 当社の祭神大国主命は別命大己貴命とも言われ本社は元官幣大社で出雲系の神社である 国土経営や開拓、招福、農作、縁結び等 最も人間らしい神様であり氏子の信仰が厚い昔、 国府近在であった当社は「印鑰様」とよばれ 国司の用いる国印と租庸調の税物を入れた 院倉がありその鍵が鑰であり当社へ収められた 由緒ある神社である 又、日向の国府址付近にある「印鑰大明神」と同じように 当神社は国府の守護神であった なお明治六年村社に列す
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地元では古来「インニャクさま」と呼ばれてきた。インニャクとは「印鑰」で,朝廷から赴任した国司が管理する印章や倉庫の鍵にかかわる言葉だともいう。宮崎県西都市にも大己貴命を祭る印鑰神社がある。(『おおいた神社探訪』) 【参考資料】国立国会図書館デジタルコレクション『郷土補充読本』(大分市南大分尋常小学校編・昭和9年)印鑰様→