氷川神社

yamaga902◆氷川神社
【鎮座地】大分県杵築市山香町吉野渡(楠原)
【旧社格】不明
【御祭神】不明

(『山香町誌(山香町/1982)』より)
氷川神社 大字吉野渡字楠原
◆祭神:素戔嗚命・稲田媛命
◆由緒:創建は不詳であるが、天正年間(1573〜92)といわれている。
当地の氷川神社では男性神(素戔嗚命)、女性神(稲田媛命)を別棟に祀っていたが、いつごろからか同棟に合祀された。天正六年(1578)の大友軍と島津軍の耳々川の合戦で、山香衆はほとんど壊滅してしまい、世にいう「山香後家」の出現となった。これらの女たちが顕徳寺で尼僧生活をし、その後亡き夫たちの霊を弔った。またこれらの人たちは、奥宮の氷川神社に男女の土人形を供えて孤独の情を慰めたという。それがいつのまにか性神信仰と習合して、腰から下の病に霊験あらかたな神として尊崇されるようになった。祈願のために男女一体の人形を供える習わしとなっている。
◆付記:付近の松林の中に塞の神の石祠があり、自然石の男根がご神体として祭られている。
【関連サイト】
『産土神名帳』氷川神社→
Googleマップに写真の投稿があります。( utamaru katuraさん)

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「氷川神社」に関する Google でのクチコミ(投稿者: utamaru katura)
★★★★☆ "由来を読むと、大友宗麟が耳川の合戦で大敗したときに、たくさん生まれた後家さんが神社に人形を納めたということです。男女和合、子授けの御利益があるとか。駐車場は神社の前の広場を使って良さそうです。参道を車で上がらないようにしましょ...
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